アンケート結果に見る、夫と妻の意識の差

まず、株式会社クレハが2020年7月に公表した『共働き夫婦の家事シェア事情』のアンケート結果について紹介します。このアンケートでは、緊急事態宣言が発出された後に、在宅勤務となった20代~40代の共働きの夫婦400名(既婚・小学生以下のお子様を持つ男女200名ずつ)を対象に行いました。

あなたの家庭の家事・育児分担で、最も近いのはどれですか?

※株式会社クレハによるアンケートの結果をもとに編集部作成

家庭の家事・育児分担割合の満足度を教えてください。

※株式会社クレハによるアンケートの結果をもとに編集部作成

アンケートの結果を見ると、約半数の家庭において、妻が家事・育児の80%以上を担っていることがわかります。そして、現在の分担割合に対する満足度を見ても、男性は高いものの、女性は満足とは感じていない人が多く、男性の「やっているつもり」、妻の「まだまだ足りていない」というような意識のギャップが垣間見える結果となっているでしょう。

【参考】
共働き夫婦の家事シェア事情』株式会社クレハ