ナイキ vs アディダス。リオ五輪での熱き戦い

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リオオリンピックが始まりました。開会式はいつ見ても感動しますね。今回は国を代表する選手同士の戦いではなく、スポーツメーカーの戦いについて解説します。

ナイキは世界最大のスポーツメーカー

待ちに待ったオリンピックが始まりました。皆さんはスポーツメーカーといえば、どの企業を思い出すのでしょうか。アシックス(7936)でしょうか、ミズノ(8022)でしょうか。実は、売上高が世界最大のスポーツメーカーは米ナイキ(NIKE)です。2015年度の売上高は実に4兆円弱あります。

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参考:リオオリンピック関連銘柄の株価はスポーツよりも熱い

オリンピックはスポーツメーカーにとって4年の一度のイベントであるだけではなく、スポーツメーカー各社の商品がメダルを獲得するような活躍する選手に使用してもらえているかどうかが一目でもわかる最高に注目されるショーケースという意味でも最も重要なイベントです。特に世界の2大スポーツメーカーであるナイキと独アディダス(adidas)のシェア争いには注目です。

どのメーカーが自分にとってなじみのあるメーカーかといえばスポーツによるかもしれません。一般的にはナイキやアディダス、独プーマ(PUMA)といったスポーツメーカーの方がなじみは深いように思います。もちろんランニングシューズであればアシックス、野球道具であればミズノという方も多いでしょうが一般的には海外のメーカーがそのシェアが高いように見えます。

世界のスポーツ市場は成長マーケット

ナイキ、アディダス、プーマ、米アンダーアーマー、アシックスの5社の売上高を積み上げたものを見ていきましょう。2001年度には2兆円を超える程度の市場規模でしたが、2015年度には7兆円まで市場が拡大しています。先進国だけではなく新興国での生活水準も向上し、スポーツ人口が増えているということなのでしょうか。

スポーツメーカーの株価は10倍になっている株も

ここまでスポーツメーカーの売上高が大きく拡大してきたのを見てきましが、業績の拡大に応じて株価も大きく上昇しています。ナイキやアンダーアーマー(UA)、またザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)を有する米VFコーポレーションなどは時間軸は異なるとはいえ、株価は10倍以上になっています。

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慶應発ベンチャーでクモの糸で有名なSpiber(スパイバー)に出資しているゴールドウィン(8111)もザ・ノース・フェイスを扱うスポーツブランドとして知られていますが、本家の米国の本家の株価はこうパフォーマンスを示していたのは意外に知られていません。

まとめ

オリンピックはもちろん日本の選手がどのくらいメダルを獲得できるのかという点に注目が集まりますが、活躍する選手がどのメーカーのウェア、シューズ、ギアなどを使用しているのかを見てみるもの面白いかもしれません。

また、スポーツ産業が今後も成長するとの期待できるのであれば世界で成長するスポーツメーカーに投資をしてみるのも面白かもしれません。

【参考サイト】

>>リオオリンピック関連銘柄の株価はスポーツよりも熱い

青山 諭志

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ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。