年収1000万円以上の世帯の貯金は本当はいくらか

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年収1000万と聞くとビジネスパーソンとしては成功していると考えられているのではないでしょうか。そうした年収の状況の世帯が貯金を本当はいくら持っているのかというのは誰もが知りたいのではないでしょうか。

とはいえ、お金の話については誰もが気軽に聞けるというものではないでしょう。ではどのように正確な情報について入手すればいいのでしょうか。

最も簡単にアクセスができ入手ができるのが、官公庁による調査データです。今回は総務省が2020年5月に発表した「家計調査」の勤労者世帯のデータをもとに、年収が1000万円を超える世帯の貯蓄について見ていきましょう。

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年収1000万円から1250万円の世帯について

貯蓄については、2036万円となっています。

ここで注意しておきたいのは、貯蓄と日本人は金融機関における預貯金ばかりを想像してしまうかもしれませんが、生命保険や株式や投資信託といった有価証券なども含みます。

その内訳は、以下の通りとなっています。

  • 通貨性預貯金:617万円
  • 定期性預貯金:591万円
  • 生命保険など:459万円
  • 有価証券:246万円
  • 金融機関外:123万円

このように見ると年収1000万から1250万円の世帯については、通貨性預貯金及び定期性預金といったいわゆる預貯金は1200万円近くあり、預貯金として1千万円以上あることが分かります。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX