年収400万円の世帯の貯金はいくらか

年収に対して貯蓄がどれくらいあればいいのか

さて、ここまで年収400万円から450万円、また年収が450万円から500万円の世帯についてそれぞれ見てきました。

年収に対して貯蓄をどれぐらい持っているというのが平均像なのでしょうか。

ここまでのデータを元に考えると、年収400万円から450万円のケースでは、1.9倍から2.2倍、また年収450万円から500万円のケースでは、1.9倍から2.1倍という状況となっています。

ざっくり言うと、年収に対して約2倍程度の貯蓄があれば他の人と変わらないと言うことが言えます。

ただしこれもあくまでも平均ということで、極端に貯蓄の額が少ない人や極端に貯蓄の額が多い人が含まれているとすると、平均値は歪んでしまうので一概に言えませんが、あくまでも一つの目安として参考にすると良いでしょう。

年収400万円代の人の資産運用とは

年収400万円代の人の貯蓄は800万円台から900万円であるということがここでわかりました。

その一方で、2019年に大きく話題となった金融庁のワーキンググループが発表した、いわゆる「老後2000万円問題」を考慮に入れると、やはりこの金額の預貯金では物足りないなということが感じられます。

それでは老後に向けてどのように資産運用してすれば良いのでしょうか。

最近では、 iDeCo(イデコ)や NISA と言った非課税枠なる投資ができる制度を耳にした方も多いのではないでしょうか。 iDeCoについては厚生労働省、 NISA については金融庁が監督官庁として中心的な役割を果たしています。国も各省庁を上げて国民の老後資金形成のサポートをしていると言えます。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX