テレワークで「ワーママ」は楽になったのか?コロナ禍でワーママが思うこと

子どもにも職場にも罪悪感を覚える日々

仕事があり子どものために十分な時間を割けないことで、子どもに対して申し訳なく思うママは多いようです。そんなワーママのAさんは…。

「旦那には時短はラクだと思われ、保育所の送迎は私。家に帰っても家事が優先になってしまい、子どもが甘えてきても後回しにしてしまう…そんな自分が嫌になります」

熱を出したり、行事ごとがあったりすると子ども優先で仕事を休まなければならない場面も出てきます。

「時短に加えて急な休みも増えるとなると、仕方がないこととはいえ上司や同僚に申し訳なくて…」

このときは職場に対して罪悪感を抱くことに…。

周囲が抱く「良い母親像」に疲弊

ワーママは当然のことですが、仕事をこなす時間が必要です。その時間は子どもや家のことには使えません。仕事をしていない母親に比べれば家事や育児で行き届かない部分もあるでしょう。そして、ワーママは家族に「良い母親」のカテゴリから外されてしまうのです。

正社員で働いているワーママBさんはこういいます。

「たまに休日勤務もあるので、その時は旦那に子どもを預けています。帰宅後、旦那に様子を聞くと、お友達家族に偶然会って、ママはどうしたの?と聞かれたよと…。なんのために頑張って働いているのか分からなくなります」

たまに子どもと遊ぶパパが「良い父親」に映ると思うと、なんだか不公平な感じがしますね。

母親(女性)ばかりが選択を迫られる

出産は母親にしかできませんが、育児や家事は本来、夫婦どちらもやれるはずのもの。しかし、実際はやはり母親が担う割合が大きいようです。

そうなると、辞めるか続けるか、フルタイムか時短か、キャリアの選択を迫られるのはいつも女性(母親)サイド。この当たり前感に不満を漏らすワーママたちも少なくありません。先述のAさんは出産を機に時短勤務を利用していますが、責任のある仕事を任せてもらえず、何も変わらず働いている旦那に対して不満が募る一方です。

また、退職を選択した場合、ブランクや再就職の難しさに対する懸念も大きくなるようです。

女性特有の体調変化

子どもの有無に関わらず、女性には特有の体調変化もあります。不調時に男性上司や職場の理解不足の対応に悩む女性も少なくありません。

㈱バリューズフュージョンの『「働く女性の健康」に関する意識調査』(※2)では、「上司が男性だと、体調がすぐれない時に言いにくい」と回答した女性のうち、過半数が「我慢して辛い思いをしていること(54.9%)」や、「気分が変わる場合がある(52.8%)」ことを男性上司に理解してほしいと答えていました。男性の上司だと相談しにくいこともありますよね。

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