夏の庭を涼やかに彩る花々。太陽の光を浴びてキラキラと輝く花、風が吹くたびに軽やかに揺れる花など、暑さに負けず凛とした美しさで咲き誇る姿が爽やかです。

そんな花々がもたらす清涼感は、暑さを和らげるだけでなく、夏の疲れも忘れさせてくれるでしょう。今回は筆者が実際に育てて「植えてよかった」と感じている一年草や多年草を10種、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「植えてよかった!夏に涼しげな花が咲く植物」にまつわるあれこれ

写真のエキノプスほか、うちの庭で夏に咲く涼しげな花をご紹介します1/11

青い花を咲かせている、エキノプス

筆者撮影

  • 暑さに強くて「植えてよかった!」真夏に涼しげな花が咲く《一年草》6選
  • 暑さに強くて「植えてよかった!」毎年夏に涼しげな花が咲く《多年草》4選

この記事では、兵庫県の自宅の庭で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。

2. 暑さに強くて「植えてよかった!」真夏に涼しげな花が咲く《一年草》6選

2.1 アサガオ

グリーンカーテンとしても大活躍する「アサガオ」2/11

淡い青紫色の花を咲かせている、アサガオ

筆者撮影

ツルがぐんぐん伸び、グリーンカーテンとしても大活躍するアサガオ。朝早くに咲き始め、昼にはしぼんでしまう一日花ですが、毎日新しい花が咲くのを筆者は楽しみにしています。

花色は青や紫の涼しげな色合いから、赤や白、絞り模様まで、バラエティー豊富です。

※参考価格:100円~500円前後(種1袋)

2.2 フウセンカズラ

ユニークな実が特徴の「フウセンカズラ」3/11

白い小花と緑色の実をつけている、フウセンカズラ

pisitpong2017/shutterstock.com

フウセンカズラは名前どおり、風船のようにふっくらふくらんだ実が特徴。そのユニークさに心惹かれて、筆者はつい実をプチンとつぶしたくなる衝動に駆られることも。

小さな白い花が涼やかで、開花後にふくらむ実の中にはハート模様の黒い種ができます。

※参考価格:150円~400円前後(種1袋)

2.3 トレニア

日陰でも育つ愛らしい花「トレニア」4/11

紫色の花を咲かせている、トレニア

筆者撮影

スミレに似た愛らしい花を咲かせるトレニア。夏~秋にかけて長く咲き続け、こんもりと茂るため、ハンギングバスケットや寄せ植えにもピッタリです。

日陰でも育つ丈夫な性質で、筆者のシェードガーデンで活躍しています。

※参考価格:100円~500円前後(3号ポット苗)

2.4 ニチニチソウ

真夏の日なたでも咲き続ける、暑さに強い花「ニチニチソウ」5/11

白い花を咲かせている、ニチニチソウ

筆者撮影

ニチニチソウは日なたに植えても、夏の間途切れることなく花を咲かせ続ける頼もしい存在。咲き終わった花は自ら落ちるので、花ガラ摘みの必要がないところも筆者のお気に入りです。

花の色はピンク・白・紫・赤など多彩で、夏の庭を華やかに彩ります。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.5 インパチェンス

半日陰の空間を鮮やかに彩る「インパチェンス」6/11

濃いピンクの花を咲かせている、インパチェンス

筆者撮影

直射日光が苦手で、半日陰の場所を好むインパチェンス。赤・ピンク・オレンジ・白など、色鮮やかな花色があり、筆者は鉢植えにして玄関ポーチに飾っています。

乾燥にはやや弱いので、水切れしないように注意しましょう。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.6 アンゲロニア

真夏の日なたでも涼しげな花が咲き続ける「アンゲロニア」7/11

紫、白、ピンクの花を咲かせている、アンゲロニア

筆者撮影

アンゲロニアは立ち上がった茎に、紫・ピンク・白などの涼やかな花が穂状に開花。本来は多年草ですが、日本では越冬しにくく、一年草扱いされています。

耐暑性が強く、真夏の日なたでも元気に咲き続けるため、筆者は夏花壇の主役として重宝しています。草丈が30~40cmに収まる品種は、寄せ植えにも最適です。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

3. 暑さに強くて「植えてよかった!」毎年夏に涼しげな花が咲く《多年草》4選

3.1 サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)

シックな雰囲気が魅力の「サルビア・ガラニチカ」8/11

紫色の花を咲かせている、サルビア・ガラニチカ

筆者撮影

サルビア・ガラニチカは、草丈は1m以上になり、すらりと伸びた茎に咲く花が涼やか。濃い青紫色の花がシックで、筆者の庭に大人っぽい雰囲気を添えてくれます。

地下茎で増えるため、群生させると見ごたえのある景色をつくることも可能です。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3.2 カラミンサ・ネペタ

可憐な花とスパイシーな香りが特徴の「カラミンサ・ネペタ」9/11

白い花を咲かせている、カラミンサ・ネペタ

筆者撮影

白い小花がフワフワと咲き、庭にロマンチックな雰囲気を与えてくれるカラミンサ・ネペタ。筆者はときどき葉に触れて、スパイシーで爽やかな香りを満喫しています。

細い花茎に咲く可憐な花が、風に吹かれて動く様子が涼しげです。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3.3 ギボウシ

夏に咲く花も美しい、日陰を彩るカラーリーフ「ギボウシ」10/11

白い花を咲かせている、ギボウシ。葉の縁は白い斑入り

筆者撮影

耐陰性が強く、美しい葉を観賞できる植物として知られるギボウシ。筆者は夏に咲く清楚な花も、毎年心待ちにしています。

葉の色や形、模様が豊富で、さまざまな品種を組み合わせる楽しさも魅力のひとつです。

※参考価格:600円~1500円前後(4号ポット苗)

3.4 エキノプス(ルリタマアザミ)

ユニークな花姿で、幻想的な雰囲気を演出してくれる「エキノプス」11/11

淡い青紫色の花を咲かせている、エキノプス

筆者撮影

エキノプスはピンピンと尖った球状の花が個性的。名前はギリシャ語で「ハリネズミに似る」という意味で、独特な花の姿がその由来です。

宙に浮く瑠璃色の丸い花はまるで地球のようで、筆者の庭を幻想的な雰囲気に演出してくれます。

参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

4. 涼やかな花でつくる、心安らぐ夏の庭

兵庫県に住む筆者の夏の庭に、涼しげな彩りを添えてくれる植物たち。強い日差しの中でも、元気に花を咲かせる健気な姿は、暑さで疲れた心を癒やしてくれます。

一株を鉢植えにするだけでも、庭に清涼感が生まれるでしょう。お気に入りの植物を見つけて、心安らぐ庭づくりを始めてみませんか。