「うがい薬が新型コロナに効果」大阪府の発表でインフォデミックが発生

「インフォデミック」の加害者にならないために

メディア映像の力のすさまじさ

これまで、我々はテレビなどの映像メディアやSNSの影響力のすごさは繰り返し理解してきました。

有名番組で「バナナがダイエットに効く」「納豆で血液サラサラ」などと取り上げられるや否や、すぐさま店頭から商品が消えてしまう現象は何度も繰り返し起こってきました。SNSで作られたデマ映像が出ると、瞬く間に拡散されてしまうことも。

コロナ禍においても、トイレットペーパーの買い占めが話題になりました。計算社会科学や人工知能(AI)技術を専門とする東大の鳥海准教授によると、「トイレットペーパー品薄はSNSでデマが作られ、マスメディアによって拡散された」と分析しています(※2)。「SNSでこのような話題があります」とテレビなどが報道することで、買い占め騒動が激化してしまい、結果的にインフォデミックを引き起こすことにつながるのです。

映像メディアはテキストデータに比べ、情報量が圧倒的に多いのです。

「町中でトイレットペーパーが買われています」

とテキストで読んだ場合と、

「大型カートいっぱいにトイレットペーパーをのせる人々が、店中で大行列を作っている映像」

を見る場合とでは、後者のほうが圧倒的に視聴者に深く届くのです。

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黒坂 岳央(起業家/投資家/ジャーナリスト)

シカゴの大学へ留学し会計学専攻。大学卒業後、東京で会社員を経て独立。
フルーツギフトのビジネスに乗り出し「肥後庵」を代表。
ビジネスジャーナリスト、作家、講演家。投資家でもあり、株式・国内外の不動産・FX・仮想通貨などに幅広く投資。
資産数十億円超のビリオネアとの投資やビジネス経験を活かして、『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣 “億超えマインド"で人生は劇的に変わる!』を著書に持つ。
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