子育てをしていると、大なり小なりトラブルが絶えません。子どもがケガをしたり、家の物が壊れたりするのはもはや日常茶飯事。ですが、親が一番頭を抱えるのは子どもに関するお金のトラブルではないでしょうか。今回は、子どもたちが引き起こしてしまったお金のトラブルと、その時どう対処したかを3人のお母さんに聞いてみました。

子どもが友達のおもちゃを壊してしまった

小学3年生の息子さんを持つ30代のAさん。やんちゃさゆえのトラブルには慣れていたものの、子どもが大泣きして帰ってきたときにはビックリしたと言います。

「泣きながら友達の家から帰ってきて、何かと思ったら友達のPS3を壊したと…。事情を聞くと、友達とふざけあっていてPS3を思い切り踏んづけてしまったと言う。急いで友達の家に電話して、すぐにお詫びに向かった」とのこと。こうした場合、早急に相手の家にお詫びをするのは子どもにまつわるトラブルの大鉄則ですね。

「相手の親御さんはまだ壊れたことを把握していなかった様子だったので、息子の口からきちんと説明させて、親御さんが状況を見に行って…。こちらでも改めて物を見せてもらい壊れていることを確認した」のだそう。

「そして、新しいものを購入してお詫びしますと告げて、その足で買いに行って、届けて…。それで済んだけれど、相手の親御さんがいい人でよかった。ママ友の中には、同じような状況で相手の親御さんからしつこく上乗せ請求を求められたという人もいたから」と話してくれました。