「やりたいこと」より「やるべきこと」を基準に
富裕層の多くは、「やりたいか、やりたくないか」ではなく、「やったほうがいい」「やるべきこと」を基準に行動しているようです。例えば、ある事業計画を推し進めていているときに、「自分はそういう気分ではないけれど、もう少し事業計画を練るべき」というときは、自分の気持ちはさておいて、事業計画の練り直しを選択する、という具合です。
私たちの生活においても、「今買うべきもの」「今買わなくてもいいもの」など、家計に関して、「やったほうがいい」「やるべきこと」の取捨選択を迫られる場面が何度もあります。それを的確に判断できるようになっていくことで、貯まる体質に近づくかもしれませんね。
まとめ
ご紹介したデータからは、「富裕層」と呼ばれる人たちは実に一握りであることが分かります。地道に働いて貯めているだけでは、なかなか実現できるものではない立場であることも実感できますよね。
ただ、彼らが心がけている「お金に対する姿勢や習慣」は、意外にも、私たちでも真似できる基本的なものが多かったりします。
もちろん「実践したから、即、富裕層の仲間入り!」という簡単は話ではありません。しかし、彼らの良い習慣を取り入れ、生活を整えていくことで「お金に好かれるチカラ」が身につくかもしれませんね。
【参考】
「野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」野村総合研究所
「家計調査2019年度 表8-2年間収入階級別貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高」内閣府統計局
LIMO編集部