コロナ禍で、これまでの働き方が大きく見直されています。在宅勤務の話は以前からありましたが、緊急事態宣言をきっかけに急速に広まりました。また、このところ新規感染者が再拡大していることもあり、政府が「在宅勤務7割」の徹底を企業に要請すると報道されています。

在宅勤務を継続する会社や通勤と在宅を交互に行う会社もあり、夫がずっと家にいることも珍しくありません。短期間で勤務スタイルが一変したことで妻たちはどう感じ、行動したのでしょうか。

24時間ずっと夫と一緒は正直キツイ

緊急事態宣言が解除となった6月。全国の多くの学校で新学期が始まり、日常生活が戻ってきた雰囲気に包まれました。

しかし、この機会に在宅勤務を推奨する動きや、感染が収束していないことを受けて緊急事態宣言解除後も変わらず在宅勤務を継続する会社もありました。そのため、「子供は学校に行ったけれど夫とは24時間一緒にいる」という状況になった共働き世帯も少なくないでしょう。

新婚ならまだしも、子供も成長しそれぞれの仕事を持つ夫婦が平日も長時間2人きりでいると、ささいなことでケンカに発展したり、ストレスを抱えるといったことにもなりかねません。妻が出勤に切り替わった場合も、在宅ワーク中の夫が使った食器類が流し台に置いたままだったりすると、逆にストレスが溜まるケースもあります。

こうした現実に直面した2人の女性たちのエピソードを紹介します。