「通信教育を受ける・受けない」を決める上で、家庭の経済状況を考慮するのはもちろんですが、「我が子にとって必要かどうか」についてはどうやって判断したらよいのでしょう。そこで手がかりとなるのは、やはり経験者たちの声。賛否両論あるコメントから、ぜひヒントを見つけてください。
「やっててよかった」…生活習慣や勉強意欲にプラスの効果
まず、通信教育を実際に受けさせて「よかった」と感じた親御さんの体験談を紹介します。通信教育で得られたメリットとは、どのようなものだったのでしょうか。
早寝早起きの習慣がついた
「我が家では、長女が幼稚園の年長になる頃から幼児向けの通信教育をスタートしました。小学生になるときのことも考えて、そろそろ生活リズムというものを意識してもらいたかったからです。もちろん、主人と私も長女への声かけなどは行っていますが、親に言われてやるのではなく、自分から動けるようになってほしかったというのが一番の思いです。当時申し込んだ通信教育には、起床から就寝までのタイムスケジュールを1枚のシートにしたものが付録としてついており、娘はその付録に興味津々。教材が届いた日から早速生活のスケジュールをマネしようとしている娘を見て、“さすがだな!”と付録に感心したのを覚えています。子どもに“なぜ”と“どうすべきなのか”をわかりやすく伝えられるのが、通信教育のメリットだと感じました」(34歳/6歳の女の子のママ)