特に、マツダ(7261)やホンダ(7267)など自動車株が軒並み急反発し、ハイテク株ではソニー(6758)やNEC(6701)が年初来高値を更新しています。

また、先週は東京都の新規感染者数増加を懸念して売られ続けた百貨店株も、高島屋(8233)がザラバで年初来安値更新後に大きく買い戻されるなど、全ていったん反発しています。

一方、先週末に米国子会社の破産法申請を行った良品計画(7453)が続落となりました。また、ハイテク株では上場来高値更新が続いた東京エレクトロン(8035)が大幅続落で引けています。

なお、先週末に新型コロナウイルスへの治療薬として期待された「アビガン」に関し、明確な効果が見られないという発表がありましたが、アビガン銘柄の代表格である富士フイルムホールディングス(4901)はわずかに下落した程度に止まりました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が堅調に推移して4連騰、3日連続の年初来高値更新となっています。

葛西 裕一