「家計簿を開く必要がない」のがミソ!
手作りカレンダーの良い点は、いちいち家計簿を開く必要がないところです。以前、筆者が家計簿を利用していたときに感じたのは、ついつい家計簿つけを後回しにしてしまいやすいということ。
あるときは「子どもたちを寝かせてから家計簿をつけよう」と思い後回しにした結果、結局子どもたちと一緒に寝てしまい家計簿は白紙のまま…という日が続きました。またあるときは「一週間分をまとめて週末に記録しよう」と計画していると、週末に子どもが発熱してしまい家計簿どころではなくなる…。
このように、面倒くさがり屋さんや子育てで忙しい人は家計簿の記入を後回しにしてしまうことも少なくありません。一方で、冷蔵庫に手作りカレンダーを貼っておけば「食材を冷蔵庫へしまう過程の延長線上」で無理なく記入できます。
紙とペンさえあればすぐにできる!
この方法は「カレンダーに買い物の合計金額を記入する」だけなので、誰でも簡単に始められます。いちいち家計簿を開く必要はなく、何より「1カ月の出費が一目瞭然!」というところが無理なく続けられるポイントです。
ただし、この方法で「食費の節約が可能になるのか否か」については、本人の意識によっても差が出てくるでしょう。まずは自分がどれだけの金額を食費に使っているのかを把握し、そこから無駄をなくすことで食費の節約につなげてみてください。
広瀬 あゆみ