そのような中、日経平均株価は終盤に下げ幅を拡大して反落となりました。取引時間中の高値は22,563円(+34円)、安値は22,285円(▲244円)となり、値幅(高値と安値の差)は約278円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落し、下落率は日経平均株価より大きくなりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は60日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,653万株、売買代金は2,269億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は概ね横ばいとなっています。個人投資家の物色意欲が堅調となり、売買代金は60日連続で1,000億円を上回り、3日連続で2,000億円を超えています。

また、株価指数も反発し、終値で再び1,000ポイントを回復して引けています。

米国子会社が破産法申請の良品計画が急落、百貨店株とJR株への売りが止まず

個別銘柄では、取引時間中に米国子会社の破産法申請が伝わった良品計画(7453)が一時▲8%安に迫る急落となりました。

また、東京都における新型コロナウイルス新規感染者数(1日当り)が過去最高になったことを嫌気して百貨店株が売られ、高島屋(8233)が3日連続で年初来安値を更新し、J. フロント リテイリング(3086)も年初来安値更新となっています。