周りが引くぐらいのケチ

お金持ちの人は「お金の使い方が上手」「無駄なものには使わない」などの共通点が見られますが、ちょっと驚いてしまうほど「ケチだ」という人も少なくありません。

お金持ちになるということは、明らかに「収入>支出」のサイクルが出来上がっていることを意味する以上、節約をして支出を減らすことはお金持ちになる条件といってもいいでしょう。
「お金持ち=ケチ」というイメージはあながち間違いではないものの、やはり過度な節約家は「残念な人」として捉えられてしまう可能性が高いでしょう。

筆者の先祖は地元でも有名な商売人でしたが、ケチケチした性格が災いしてビジネスチャンスを逃したことがあると祖父から聞いたことがあります。

また、「食事代を1円単位で割り勘にする」「他人に与えようとしない」という特徴を持つ人は、いくらお金持ちといえども一緒にいて心地よい存在とは思われない場合が多いでしょう。

お金持ちになるためには、ケチになる心構えも大切です。しかし、度を越したケチや他人への思いやりに欠けるケチは、人間関係だけではなくビジネスチャンスも失ってしまいかねないでしょう。