一方、自社株買いや資産売却計画が進展するなど、収益回復への期待からソフトバンクグループ(9984)が一時+5%超高へ急騰し、連日で年初来高値を更新すると同時に、約20年ぶりの高値を付けました(株式分割考慮後)。
また、機械株ではダイフク(6383)が上場来高値を更新し、ディスコ(6146)が大幅高で年初来高値を更新しています。
その他では、半導体需要拡大への期待感から東京エレクトロン(8035)が6日連続の上場来高値更新となり、同じ半導体製造装置メーカーのアドバンテスト(6857)も急騰して年初来高値更新となりました。
さらに、小売り株ではニトリホールディングス(9843)が10日連続の上場来高値更新となっています。
なお、在宅テレワークの定着を背景に、先週末のオフィス面積半減に続き、単身赴任や通勤手当の廃止を打ち出した富士通(6702)が大幅続伸となったのが注目を集めたようです。
新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が堅調に推移して取引時間中に年初来高値を更新し(終値は小幅安)、ミクシィ(2121)も年初来高値更新となりました。
葛西 裕一