東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は57日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億3,047万株、売買代金は1,978億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲がやや回復し、売買代金は57日連続で1,000億円を上回り、2,000億円をうかがう位置まで増加しています。

また、一部主力銘柄に買戻しが入ったこと等により、株価指数は3日続伸となりました。終値でも5日ぶりに1,000ポイントを回復して引けています。

ソフトバンクGが約20年ぶりの高値更新、JR西日本が年初来安値更新

個別銘柄では、九州での記録的な豪雨被害を受けて、九州旅客鉄道(9142)が値を下げましたが、それ以上に影響が大きいと見られる西日本旅客鉄道(9021)が▲4%超安の大幅安で年初来安値を更新し、東海旅客鉄道(9022)も大幅下落となりました。

また、九州に主力工場を有する日産自動車(7201)も大幅安となり、部品供給停滞への懸念からマツダ(7261)や三菱自動車(7211)も売られています。

その他では、前日に反発した百貨店株が再び売られ、Q1決算が厳しかった高島屋(8233)が大きく値を下げ、J. フロント リテイリング(3086)も冴えない値動きとなったことが目を引きました。