「夫は職業柄もあって財テクとか投資のことも好きだから、お金の管理は一任。最初の頃は口を出したくなることもあったけど、そこは彼のプライドと能力を信じて任せた」と笑います。

Cさんは、「自分よりも得意な方がやっているのだから今の結果がベストなのだろう」と互いに信じられることが大事なのではないかと言っていました。

毎月、月例報告書を作る

毎月の月例報告書を作っているというのは、証券会社勤務で職場結婚した30代のDさん夫婦。「毎月交代で当番が回ってくる。自分の番になると、いい報告書が書けるように何か成果を出そうと思うし、夫が協力してくれると『私の番なのに協力してくれてありがとう!』って素直に感謝できる」と言います。

「お互いに仕事が好きで、レポートを求められると燃えるという性格もあるかも。自分の番の月にどれだけ家計が改善しているか、どれだけ貯金残高をふやすかが勝負になっている」と笑っていました。

Dさん夫婦は、目標+2万円の貯金をふやすことに成功した月の当番にはご褒美をあげる制度や、半年ごとのお小遣いボーナスを設けたりしているのだと言います。お互いの性格をよく知って、それをうまく活かしたルールづくりができているようです。