なお、上記はあくまでも「実際に式に参列した場合」の金額です。今後WEBウェディングやWEB葬儀の普及が進んだ場合、この相場に変化があるのか気になるところですね。関連する統計データはまだありませんが、オンラインセレモニーのスタイルの認知度が上がれば、徐々に相場の金額がはっきりとしてくると思われます。
ちなみに結婚式については、ご祝儀を「お料理代」「引き出物代」ととらえている人も多いようです。よって、ゲストにお料理が提供されないWEBウェディングでは、従来のように実際に参列するときよりも、ご祝儀は安くてよいと考える向きもあるようです。(※)
※参考:「佐世保でWEB結婚式」寿屋貸衣裳店
まとめ
ご祝儀やお香典の決済サービス自体は、コロナ禍の前から存在していたようです。しかし外出やイベントの自粛、都道府県をまたぐ移動に規制がかかったことから、WEBウェディング、WEB葬儀、などとともに注目度が上昇したことが考えられます。クレジットカードや電子マネーでの「気持ち」のやりとりは、少々味気ない気もしますが、先述のメリットなどを考えると、withコロナ時代にフィットした、合理的で利便性が高いスタイルなのかもしれません。
【参考】
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019年度版」リクルート
「第3回 お葬式に関する全国調査」鎌倉新書
「佐世保でWEB結婚式」寿屋貸衣裳店
LIMO編集部