キャッシュレスで「包む」は浸透するのか?
冠婚葬祭のお金を「キャッシュレス決済する」という感覚は、ご祝儀袋(または不祝儀袋)に「包んで渡す」のが当たり前だった、という世代などには、どこまで受け入れられるかは微妙かもしれません。手渡しできない場合に現金書留で送るスタイルがまだ健在なのは、水引で飾った袋で現金を包むという行為をもって、お祝いやお悔やみの気持ちを表したいと考えている人が多いからなのでしょうか。
とはいえ、クレジットカードやスマホ決済に馴染みがある世代からは、手軽な方法としてウエルカムの声も聞こえてきそうですよね。
参列者の目線では「祝儀袋(不祝儀袋)が不要」「新札、旧札を気にしなくてよい」「袋に筆ペンで名前を書かなくてよい」などの点はメリットかもしれません。
また、受け取る側からみると「“誰から”“いくら”が自動的に記録されるので、集計する手間が省ける」「高額の現金を手元で保管しなくてよいから安心」という点などは重宝されるのではないかと思います。冠婚葬祭のときって、本当にばたつきますからね。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。