そのような中、日経平均株価は米中貿易摩擦問題の悪化懸念などで前場に多少乱高下する場面が見られたものの、22,500円台を回復する反発となりました。取引時間中の高値は22,693円(+256円)、安値は22,257円(▲180円)となり、値幅(高値と安値の差)は約436円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きとなり、5日ぶりの反発で引けました。

東証マザーズ株価指数は6日ぶり反落、売買代金は47日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億5,269万株、売買代金は2,170億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は47日連続で1,000億円を上回り、さらに連日で2,000億円を上回っています。

ただ、一部主力銘柄で利益確定売りが優勢となり、株価指数は6日ぶりの反落となりました。なお、終値は1,000ポイント台を維持しています。

東京ディズニー再開発表のOLCが大幅高、スギHDなどドラッグストア株が総じて下落

個別銘柄では、理化学研究所と共同開発したスーパーコンピューターが計算速度の世界一奪回を果たした富士通(6702)が、ご祝儀的な意味合いもあって一時+4%高に迫る大幅上昇となりました。