イレギュラーな孫の世話

分散登校や登園は、親たちにとっても初めてのこと。その複雑な仕組みに頭を悩ませた保護者もいる中、学校のプリントをそのまま祖父母に渡し、親の不在中にこなしておくよう迫られてしまうパターンも。

「孫の学校は3チームがローテーションになっていて、この日は登校、登校しない日は何時までに学童まで送っておいてと娘から紙を渡されました。孫はまだ低学年なので自分だけではきちんと理解していないようで、私も覚えるのに必死です。それと、マスクや検温といった今までなかったものまで必要になったとかで、孫がちゃんとできているか見守るのに神経を使います。娘夫婦の職場も大変そうだし、子供たちも安心して通わせてあげたい。そう思うからこそ協力はしていますが、給食があるだとかお弁当が必要だとか毎回違う説明を娘から早口でされるので、ここのところすごく気疲れしています」