退職金はあって当たり前ではない?

「退職金制度はあって当たり前」と思われがちですが、現実はどうなのでしょうか?厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況」によると、その割合は下記のように示されています。

退職給付(一時金・年金)制度がある企業割合(規模別)
1,000人以上:92.3%
300~999人:91.8%
100~299人:84.9%
30~99人:77.6%

30人以下の企業は対象にもされていないのが現実です。
ちなみに、どんな業種なら退職金がもらえる割合が上がるのでしょうか?

退職給付制度がある企業(産業別)
複合サービス事業:96.1%
鉱業、採石業、砂利採取業:92.3%
電気・ガス・熱供給・水道業:92.2%