毎晩10時に届く中傷メールで精神を病んで

そうした対応を続けうちに、中傷メールは1日10~20通程度にまで減少。しかし、新たな悩みのもとになっていたのが、毎晩10時に届くようになった中傷メール。「平日や休日など関係なく、いつも10時きっかりに送られてきました。1通の時もあれば、2~3通連続で来ることもあって。内容は『まだあんなへたくそな文章書いてるんですか?』っていう筆力に関するものから『気持ち悪い』というただの悪口まで様々。」

その相手のメールには毎回同じアドレスが記されていたため、晴美さんは何度も返信しましたが、それでも翌日の10時には必ず中傷が届くのが日常に…。決まった時間に届く冷たい言葉は強いストレスになり、顔面神経麻痺を発症。メールが届く時間が近づくと腹痛に見舞われ、号泣。いつしか、返信を通して和解する気力も失っていきました。