新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として行われた休校措置や、外出自粛による在宅勤務。それによって、子供と一緒に過ごす時間が増えたという人も多いのではないでしょうか。普段とは違う環境で親子の関係に変化はあったのでしょうか?

家にいる時間が長くなって、子供と関係が良くなった? 悪くなった?

株式会社エアトリが、外出自粛による「同居人との関係の変化」に関する調査を、2020年4月5日~4月7日に実施しています(20代以上の男女1,035人が対象)。

同調査によると、「家にいる時間が長くなった」と答えた823人中、「身体的にも心理的にも変化があった」21.5%、「心理的に変化があった」17.7%、「身体的に変化があった」11.4%で、過半数の人が何らかの変化を感じたと回答しています。

また、同居相手別の「自宅にいる時間が長くなったことで、心理的に変化があった」割合は、相手が子供の場合は43.8%。さらに、心理的な変化があったと答えた人のうち「子供との関係が良くなった」は10.8%で、「関係が悪くなった」の4.6%を上回っています(n=260)。

登園・登校自粛により、普段は平日の昼間は別々の生活を送っている子どもと四六時中一緒にいることで「外に出られないストレスで癇癪を起こす子どもに叱ることが増えた」「学校が休みでのんびりし過ぎている子どもに小言が多くなってしまった」などのネガティブな意見もあります。

その一方、「反抗期で何かと口答えしてまともな会話にならなかったけれど、笑顔で会話ができるようになった」というポジティブな意見もありました。