「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店売上高のマイナス成長継続だが数字は改善(2020年5月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2020年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年6月5日に更新されたカッパ・クリエイトの2020年5月既存店売上高は、対前年同月比75.6%。内訳は客数60.1%、客単価125.9%であり、新型コロナウイルスの影響から客数はマイナスの一方で、客単価は大幅プラスとなりました。

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また全店売上も74.7%でありマイナス成長。既存店・全店ともに、売上高が対前年同月比70%台のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高について、前期マイナス成長となったのは7月(96.7%)と3月(76.9%)の2カ月のみであり、堅調な推移を見せていました。しかし新型コロナウイルス問題の影響から4月48.5%、5月75.6%となり、3月から3カ月マイナス成長が継続しています。ただし、5月は4月に比べマイナス幅は大きく改善しました。

一方、全店売上高は前期はプラス成長とマイナス成長がいずれも6カ月となりました。また既存店同様、5月(74.7%)は4月(47.6%)に比べ大幅な改善を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成していました。しかし2月からの株式市場全体の下落とともに、3月は1,024円まで下落しました。その後はWボトムパターンを形成して4月の安値1,105円到達後に上昇しており、現在は1,500円付近で取引されています。

新型コロナウイルス問題を受け3月からマイナス成長が続いていますが、5月は既存店・全店ともに4月に比べマイナス幅の大幅な改善を達成しました。緊急事態宣言が全面解除された6月をプラス成長とすることができるのかが注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

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参考資料:売上報告(2020年度)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。