「夫婦で在宅勤務」でストレス爆発?
みなさんのなかには、家族みんなが在宅勤務にシフトした、というケースも多いと思います。ここでは、夫婦が同じ空間で仕事をするうえでトラブルになりやすい3つの問題についてみていきます。
①「音うるさい!」問題
夫婦が自宅勤務をしていることでトラブルの原因になりやすいのが「音」。「相手が打つキーボードの音がうるさくて、仕事に集中できない」「ビデオ会議の音がうるさい」といったものから、「仕事の間に好きな音楽を聞けない」「テレビを見ることにも気を使う」といったものまで。
②「ランチどうする」問題
これまで別々だった昼食。どちらかが2人分作るのか、それぞれ好きなタイミングで食べるのかなどといった問題が出てきます。
③「すき間時間どう使うか」問題
在宅勤務になっても、洗濯や掃除、皿洗いや夕食の支度、買い物などの家事は発生します。小さい子どもがいて外に預けられない場合、育児分担の問題も。これまで勤務前後のすき間時間を使って効率よく家事を済ませてきた人は多いと思います。そんな場合、配偶者がまったく家事に目を向けず、「仕事」と「休憩」だけという状態であれば、ついイライラを感じてしまうかもしれませんよね。
ストレスを回避するには?
夫婦が自宅勤務になって「イライラする」「ストレスを感じる」という場合には、まずは問題を明確にすることからはじめましょう。音が気になるなら、「仕事部屋を分ける」「イヤホンを活用する」なども効果的です。また、ランチは夫婦別々に外食する、休憩時間には外に出てみるなど、「同じ空間にいない時間」、つまり夫婦が物理的に離れる時間を意識して作る工夫が有効かもしれません。
家事・育児の分担などについては、家庭の事情に応じてルールを作っておくとよいでしょう。夫婦といえども別々の人間ですから、お互いに尊重して妥協点を探す努力は不可欠だといえます。