また、機械株ではキーエンス(6861)とSMC(6273)が3日連続で上場来高値を更新しています。

その他では、前日に軒並み急騰した自動車株が総じて反落する中、トヨタ自動車(7203)とホンダ(7267)が値を上げたのが目を引きました。

一方、小池都知事が東京五輪開催の簡素化・合理化を検討することに言及したことを受け、甘い汁を十分吸えなくなる懸念が高まった電通グループ(4324)が一時▲5%超安の急落となりました。

また、不正施工工事による業績不振が続き、前期(2020年3月期)の最終赤字拡大と1,000人規模の希望退職(リストラ)実施が報じられたレオパレス21(8848)が一時▲18%安に迫る暴落となっています。なお、取引時間中に業績下方修正が発表されましたが、人員削減は未だ正式発表ではありません。

新興市場(東証マザーズ)では、オンコリスバイオファーマ(4588)がストップ高まで買われ、サイバーセキュリティクラウド(4493)もストップ高で引けました。

葛西 裕一