若かりし頃は全く気にならなかったものの、ある一定の年齢になると、半袖のTシャツに積極的に手が伸びにくくなる。無邪気に腕をあらわにすることに若干の躊躇を感じるようになることってありませんか?

そんな大人の諸兄におすすめなのが7分袖のカットソー。肘を隠すことによって、着用時のルックスにさりげない上品さが生まれるのがメリットです。気温が変わりやすい今の時期にもピッタリ。今回は各ショップが薦める4着をご紹介します。

スウェット感覚で着られる7分袖

素材に工夫を凝らしたカットソーに定評がある〈スピナーベイト〉。こちらは裾や袖先を切りっぱなしに仕上げたラフなディテールがポイントです。

同ブランド定番のミニ裏毛素材は薄いスウェットのような生地感なので、カットソーにありがちな透け感を気にする必要もなし。気取らない雰囲気で日々気軽に使いやすそうです。比較的手頃なプライスも◎

“ポケT”ラバーにもおすすめです

がっしりとしたした風合いの肉厚なコットンを使い、丸胴(サイドに縫い目がない)仕様で編み立てたカットソー。そう聞くとアメカジ的な一着を連想しますが、〈コンフェクト〉の一着はよりニュートラルで落ち着いた雰囲気です。

製品染めで仕上げたネイビー、インクブラックの他に、鉄板のホワイトの色展開もあり。胸ポケット付きなので、「7分袖にもポケットが欲しい!」という方はぜひこちらをどうぞ。

最高の生地をミニマルに調理

打って変わってモードな雰囲気が漂うのは〈スムースデイ〉の一着。肌触りを追求し続けるカットソーブランドらしく、インド産の最高級綿で編み上げた生地は「非常にソフトでカシミヤを彷彿とさせるタッチ」と提案スタッフが語るほど。

その贅沢な生地感を生かすべく、ミニマルなデザインに徹しているのがニクい。あくまで上品に7分袖を着こなしたい方はぜひ。

新鋭ブランドの意欲作にも注目

変化球的なデザインとしては、〈ユハ〉の一着にも注目です。前身頃にスリットが入ったデザインは難易度が高そうですが、インナーに白Tを合わせた提案スタッフの着こなしを見ると「意外とアリかも」という気にさせられます。

生地に採用したレーヨンポンチは高級感のあるジャージ素材のような質感。普段モノトーンの着こなしが多いけどマンネリ気味、という方はトライしてみてもいいのでは?

あとがき

半袖と長袖の間に挟まれてマイノリティ扱いをされている7分袖ですが、実は結構使い勝手のいいアイテム。この機会にぜひ取り入れてみてください。

FACY