国立成育医療研究センター(※1)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行期におけるこどもたちの健康・生活を調査するために、厚生労働科学研究の一部として実施している『コロナ×こどもアンケート』(※2)。

先日発表された中間報告によると、子どもたちの50%が困っていることして挙げたのが『勉強のこと』。また、小学生の保護者の75%、中高生の保護者の64%が知りたいこととして、『学習支援』を挙げています。健康を守るための休校措置とは理解しつつも、「このまま長引くと、学習が遅れてしまうのでは」と、親子ともに不安を感じている様子がうかがえます。

そんな中、パソコンやタブレットを活用した授業やホームルームを取り入れる学校が増えています。先生・子ども・保護者、それぞれの試行錯誤が続く今、「オンライン授業」から生まれた様々なエピソードをご紹介しましょう。