家族もペットも全面協力中!

母はトイレまで”ほふく前進”!?

「ヘタにZoomの背景機能を使うと悪目立ちする」という理由で、リビングの入口ドアを背にして授業を受けている我が子。リビングを中心に生活している私は、マイクがONになっている間は音を出せないし、映り込みを避けるためトイレや洗面所にも行けないんです。

どうしても移動が必要なときは、”ほふく前進”ですね。子どもの勉強のためとはいえ、結構不自由な生活を強いられているなあ、というのが本音」

静かに待ってるワン!

「一斉休校になり、子どもの運動不足解消のために、ペットのワンコのお散歩係をお願いしています。オンライン授業が終わってからお散歩というルーティーンができているのですが、最近ではワンコのほうがそれを理解していて。授業の間、じっと子どものそばで終わるのを待っているんですよね。その姿が健気で微笑ましく、とても癒されます」

まとめ

子ども、保護者、そして現場の先生方、みんなが試行錯誤中のオンライン授業。家庭での学習を円滑に進めるためには、どうしても保護者の協力が必要となる部分が多くなります。でも、自宅にいながらクラスメイトや先生とつながれるなんて、親の子ども時代には想像もつかなかったことです。子どもたちにとっては、IT機器の取り扱いに慣れたり、メディアリテラシーに触れたりできる絶好のチャンス。ここで得たスキルは“コロナ後”の勉強や生活に、必ず役に立つものではないかと思います。

みなさんのお宅ではどんなオンライン授業風景が繰り広げられていましたか?戸惑うことも多いと思いますが、子どもの学習を間近に見ることができる数少ない機会。親にとっても、有意義な経験にしていきたいですね。

【参考】
※1  国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)
受精・妊娠に始まり、胎児期、新生児期、乳児期、学童期、思春期を経て次世代を育成する成人期へと至るリプロダクションによってつながれたライフサイクルに生じる疾患(成育疾患)に関する医療(成育医療)と研究を推進するために設立された国立高度専門医療研究 センター。病院、研究所、臨床研究センターから成る。(※参考「理事長挨拶」など)
※2 『コロナ×こどもアンケート
国立成育医療研究センターのスタッフを中心とした研究者・医師有志のグループが開設するLINE公式アカウント『コロナ×こども本部』にて実施されているアンケート。5/31まで期間を延長中。

LIMO編集部