緊急事態宣言が解除された地域もありますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は依然として強烈な存在感を放っています。そして「自粛疲れ」という言葉があちらこちらから聞こえてきますが、COVID-19の感染を防止するために意識づけられているのは「ステイホーム」。
家で過ごす時間が増えたことでストレスを抱えてしまう社会人や学生が多い中、筆者の周りでは「主婦の悲痛な叫び」が度々聞こえてきます。家族が一斉に自宅で過ごす時間が長くなることで、主婦にはどのようなストレスがあるのでしょうか?
子どもが毎日家にいてストレスが溜まる
4月7日〜5月6日までの予定で発令された緊急事態宣言ですが、結果的には連休が開けても宣言が解除されることはなく、東京都や大阪府などの8都道府県においては5月31日まで緊急事態宣言が延長される予定となっています。
そこで問題になっているのは「子どもの学業面」について。地域によっては3月初旬頃から休校が続いているところもあり、家庭にとっては「夏休みレベルの長期休暇」がいきなりやってきたことになりますよね。
子どもが毎日家にいるとついつい口出しをしてしまうことも増え、「勉強はしたの?」「手伝いくらいしなさい!」などの小言が増えてしまっているご家庭も多いかもしれません。
厚生労働省の調べによると、COVID-19の感染拡大による休校や外出自粛などによって児童虐待が1〜2割増えているようです。
筆者の息子も休校期間がありましたが、ゲームやスマートフォンを見たがったり、だらけた生活態度になったりしている日も多く、度々衝突したものです。