300mmシリコンウエハー、コロナ禍でも需要安定 ロジック向けが牽引、200mmは実需減に直面 2020.05.19 00:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 新型コロナウイルスの感染拡大で半導体業界も一時的な市場縮小が避けられないなか、シリコンウエハー市場は300mmを中心に需要が安定している。メモリー分野は一部でウエハー在庫の調整が続いているものの、先端ロジック向けなどで多用されるエピタキシャルウエハーは高水準の需要が続いている。一方で、自動車や産業機器向けのミックスが高い200mmウエハーは一部の顧客で在庫積み増しの動きは出ているものの、最終需要の低迷から不確実性が高まっている。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 グーグル、アマゾンなどのデータセンター投資、新型コロナ契機に温度差 米IT大手(グーグル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト)4社のデータセンター投資に温度差が生じ始めている。新型コロナウイルスの拡大に伴う、テレワーク/在宅勤務などの一斉導入でクラウド需要が逼迫したことで、マイクロソフトなどは投資拡大の姿勢を示す一方、フェイスブックなどは広告収益の急減によって、コスト管理を徹底するため設備投資を一部先送りする。新型コロナを契機に、大手4社の投資スタンスにも違いが出てきている。 韓国、DRAMの次を夢見る「AI半導体」 IoT時代を牽引するであろうコア部品「AI半導体」が、にわかに関心を集めている。サムスン電子のExynos9820、エヌビディアのテスラv100、グーグルのTPU、バイドゥのクンルンなどなど。それぞれの方式は異なるものの、いずれもAI専用プロセッサーである。 「中国標準2035」、技術覇権の次は国際標準化の覇権争いへ 米中貿易戦争の背景には中国のハイテク技術の台頭があり、両国の技術覇権争いは長期に及ぶものと考えられている。中国はハイテク技術戦略をまとめた「中国製造2025」という言葉を最近はあまり使わなくなったように思うが、次は中国の技術規格を国際標準化させる「中国標準2035」戦略を発表するものとみられる。この策定チームは先ごろ、2年に及ぶ準備作業を終えたばかりだ。今後、中国が国際標準を取りに来ると考えられる重点分野について考察した。 ハイテク産業サプライチェーン、20年下期から在庫調整リスク 新型コロナ影響、顧客側で「在庫補充」顕著に HOYAと東芝で争奪戦! ニューフレアってどんな会社? マスク描画装置トップも、マルチビーム世代では劣勢 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL