その他では、金融株で三井住友フィナンシャルグループ(8316)が一時+5%高に迫る大幅高となり、不動産株では三井不動産(8801)と住友不動産(8830)が大きく値を上げたのが目を引きました。

一方、東証1部上場のレナウン(3606)の経営破綻(民事再生法の申請)を受け、オンワードホールディングス(8016)や三陽商会(8011)などの弱小中堅アパレル銘柄が一時大きく値を下げました。

また、ゴールドウイン(8111)のような大手アパレルも売りに押されて大幅安となっています。なお、上場廃止となるレナウンはストップ安で引けました。

また、米中貿易摩擦問題の再燃懸念が一気に高まったことを受けて半導体関連株や電子部品株が総じて大幅下落となり、TDK(6762)と太陽誘電(6976)が一時▲7%超安の急落、SCREENホールディングス(7735)は▲14%安に迫る大暴落となりっています。

その他では、先週末に決算を発表した日本郵政(6178)が一時▲10%超安の暴落となり、傘下のゆうちょ銀行(7182)は一時▲15%安に迫る大暴落となったのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が再び爆騰した他、中村超硬(6166)、ジーエヌアイグループ(2160)、ZUU(4387)などがストップ高まで買われています。

葛西 裕一