個人の資産や収支を考える際に避けては通れない住居とその費用。定年後の住居を確保しておきたい「持家派」。それに対して、いつも自由に住む場所を選びたい「賃貸派」。

この「持家派vs賃貸派」論争は常に盛り上がり、その論点は多岐に及ぶ。今回は、それぞれのメリットとデメリットを見た後、公表されたデータをもとに、その論争に決着がついているかどうかを確認してみたい。

持家派のメリット・デメリット

持家派のメリットはどのようなものがあるであろうか。

  • 住宅ローン減税が利用できることがある
  • 住宅ローン支払い後に住む住居を手にすることができる
  • 長期で老後の住居の準備を低金利ではじめることができる

持家派のデメリットはどのようなものがあるであろうか

  • 転勤などで手放したり、他人に貸したりしなければならないことがある
  • 近隣に迷惑な人が住んでいると簡単に引越ししにくい
  • リフォームやメンテナンスに費用が掛かる

続いて、賃貸派についてみていこう。

賃貸派のメリット・デメリット

賃貸派のメリットはどのようなものがあるであろうか。

  • 自分で好きな場所を選べる
  • お隣さんが嫌でも簡単に引っ越しができる