犬の年齢層別にみた、「最近1年間で動物病院へ行った回数」

  • 全年齢(平均値4.08回)

0回…13.8%
1回…20.1%
2~3回…29.5%
4~6回…19.3%
7~10回…8.0%
11回以上…9.3%

  • 幼年期:0歳(平均値4.31回)

0回…10.2%
1回…16.3%
2~3回…22.4%
4~6回…28.6%
7~10回…18.4%
11回以上…4.1%

  • 成年期:1~6歳(平均値3.66回)

0回…15.8%
1回…21.4%
2~3回…29.4%
4~6回…17.5%
7~10回…8.3%
11回以上…7.5%

  • 高齢期:7歳以上(平均値4.36回)

0回…13.0%
1回…18.9%
2~3回…30.4%
4~6回…19.7%
7~10回…6.9%
11回以上…11.0%

犬の医療費って?

通院の回数をみたところで、犬の医療費についても触れておきたいと思います。

ペット保険大手のアニコム損害保険株式会社が刊行する「アニコム家庭どうぶつ白書2019」によると、犬の診療単価の全国平均は1万183円(平均年齢5.2歳)とのこと(※)。

※2017年度に同社のペット保険「どうぶつ健保」の契約を開始した犬56万6296頭のうち、1年間の保険契約期間中に請求があった257万4928件の診療(通院のみ)に関して、1回の診療にかかった費用の平均です。

また、同社ホームページによると、「ケガや病気で7日間入院した場合の治療費として、初診料、入院料、点滴、血液・レントゲン検査・注射料・麻酔・手術の合計で26万7840円かかる例もある、とのこと。

人間とは違い動物には健康保険制度はありませんので、これらすべてが飼い主の自己負担となります。

「自由診療」であるがゆえ、診察料は病院ごとに異なります。つまり、獣医さんの“言い値”で決まってしまう部分があるわけです。ワクチン接種などでも、定期的に通うことになります。愛犬や飼い主と相性がよく、信頼できるかかりつけ医に出会えるとよいですね。