ほぼ過半数が「高齢者だけの世帯」

少子高齢化・核家族化が進むこのご時世、内閣府の調査(※1)によると65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、一人暮らし、もしくは夫婦のみで暮らしているという世帯は、全体の過半数を超えています。過去の推移をみるとこんな感じです。
1980年 26.9%
1990年 36.3%
2000年 46.8%
2010年 54.1%
2017年 58.9%

さらに、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(※2)によると、日本の全世帯に占める65歳以上の一人暮らしの人の割合は、2020年から2040年の間に、以下のように増えていくと考えられています。
男性 15.5%→20.8%
女性 22.4%→24.5%

元気に活躍するシルバー世代が増えました。とはいえ、今後はより一層核家族化が進み、高齢者だけの世帯が増えていくことは確実です。

年老いた親が、急な病気や事故・災害などに見舞われても、すぐに駆けつけられる距離にいるとは限りませんよね。

そこで、「離れて暮らす親御さんが、元気なうちに確認しておくと安心」だと思われるポイントをまとめていきたいと思います。