苦労して手に入れたのに…

・「2月3月は休みの日に開店前のドラッグストアに並んで、なんとか箱入りの使い捨てマスクを手に入れていたんですが、最近は全く手に入らなくなってしまって。なので、今は使い捨てマスクを洗って何回も使ってます。でも、主人は毎日使い捨て。1日1枚どころか、休みの日なんて朝夕の犬の散歩とコンビニで1日3枚なんて日もあったんですよ!さすがに注意して1日1枚にしてもらいましたけど。これだけ世間ではマスクがないって騒がれているのに、うちは大丈夫とでも思ってるんでしょうか…」(50歳・会社員)

・「私と子どもは近所しか出歩かないので自分で作った布マスクをしていますが、夫のマスクは使い捨てのものです。夫くらいの年齢の男性で布マスクをされてる方ってほとんど見ないので、なんとなく…。今家にあるマスクは全て私が近所のお店やネットショップを探し回って集めたものですよ。どこで手に入れたか聞かれたこともありませんし、子どもが寝た後、私がマスクを作っていても何も言いません。正直、ありがとうのひと言くらい言ってくれてもいいのに、とは思いますね」(30歳・主婦)

一部の店舗ではひと箱数千円といった価格でマスクが販売され始めているようですが、ドラッグストアなどでは依然としてマスクの品薄状態が続いています。日々の仕事に追われ多忙な夫にとっては、「よくある使い捨てマスク」がこれほど貴重なものになっているなんて想像もつかないのかもしれません。とはいえ、政府から布製マスクが配布されるほどの非常事態。「マスクがあって助かるよ」くらいのひと言は欲しいところですね。