このように、年収1000万円の大台に届くかどうかはどの業種に就業しているかも大きな要因になってくることが分かります。
なぜ私たちは年収1000万円超に憧れるのか
27年ほど前に、とあるアメリカの田舎者一家が、庭で石油を掘り当てて一夜にして億万長者となり、高級住宅街に引っ越してくる映画がありました。
もしかしたら、「うちの庭から石油出てこないかな」と期待した人がいるかもしれません。
しかし、現実は、私たちは毎日せっせと仕事をし、手にした収入の中でこれから無慈悲に押し寄せてくる様々なライフイベントの荒波の中に漕ぎ出して行かなければなりません。
これまで、年収1000万円超稼いでいる人の割合、高収入の業種について見てきましたが、そもそも、なぜ私たちは高収入に憧れるのでしょうか。
- 子育てに十分お金をかけてあげたい
- 将来ゆとりある老後生活を送りたい
- このまま独身かもしれないから、老人ホームにお世話になるかもしれない
もし、ふと浮かんだ理由が上記のようなものでしたら、年収1000万円に憧れる前に、まずは家計の見直しと、今ある収入での資産形成の方法を検討されてみてはいかがでしょうか。
資産運用は年収1000万円超の人のための特権ではない
最近ではiDeCoや(つみたて)NISAなど、資産形成の手段が随分身近に感じられる制度が増えてきています。