長く恋人がいなかった年下の友達にイケメンの彼氏が出来た。さぞかし幸せな報告があるのかとウキウキしながら、彼女と待ち合わせ場所に向かいました。ところが、その表情は暗く、見違えるほど痩せてしまっていました。

どうしたのと色々と話しを聞いていくと、私も経験したことがある、「不快感」の数々でした。

今回は、皆さんの近くにも存在するかもしれない、厄介な「隠れモラハラ」の事例を紹介していきます。これは恋人やパートナーだけでなく、職場の上司にも当てはまるかもしれません。

(その1)恋人と同棲中の20代のAさん

Aさんの恋人のBくんは、対外的には、外面がよく、仕事も勉強も出来て、容姿も整っており、家族仲も良好。結婚するには申し分ないと思うような理想的な男性。

ところが一緒に生活して見えてきたのは、Bさんの別の顔であり、それが原因で彼女の「不快感」となって現れます。

彼はとにかく自分が正しいと思い込んでいるため、ミスを指摘しても絶対に認めず謝らないのです。

その上、彼女のこころが折れるまで無視し続ける始末。話し合いをしても頭の回転が良く、知識も豊富なため、論点をすり替えられて論破されてしまうそう。

また自己愛が異常に強く、自分のペースが乱れることを極端に嫌うのです。自分の思いだけを押し付けて、それが通らないと不機嫌、ため息、無視の連続。

口癖は「君のためを思って言っているんだけど」。

「歩み寄ろうと努力することが馬鹿らしくなってきた、いつも悪いのは私にされる」と彼女は疲弊していました。それでも別れない理由を尋ねると「終わりにするのが怖くて怖くて、悩み続けている」と。