そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移し、反落となりました。取引時間の高値は19,352円(▲77円)、安値は19,175円(▲254円)となり、値幅(高値と安値の差)は約177円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は9日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,525万株、売買代金1,840億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。個人投資家の資金流入が続き、売買代金は9日連続で1,000億円を超え、今年2番目の記録です。

また、株価指数も小幅上昇ながら続伸となり、大型株式市場と好対照の結果となりました。

前日に決算発表のオムロンが+8%高に迫る急騰、東京エレクトロンは5日続落

個別銘柄では、半導体関連を中心としたハイテク株の下落が目立ち、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)などが大幅安となり、東京エレクトロン(8035)は5日続落となりました。

また、前日に行ったQ1決算発表で通期業績予想を取り下げて「未定」としたキヤノン(7751)も下落しています。さらに、機械株では半導体向け設備投資関連のディスコ(6146)が一時▲6%安に迫る急落となりました。