現状は小幅にもみ合う展開で、心理的節目となる19,000円付近、かつ25日線付近で下げ止まっています。今後の展開はどうなるでしょうか。

チャートの形は悪くありません。17日に高値を更新して、いったん下げたものの、短期的な上昇トレンドラインや25日線も割り込んでいないことから、押し目買いの好機だと考えられます。

注目すべきは、前週、先週あたりの動きを受けて25日線が上向きになってきたことです。

上値メドとしては、17日の19,922円、心理的節目となる2万円、さらに1月17日(23,995円)から3月19日(16,358円)までの大きな下落の半値戻しとなる20,236円などになるでしょう。

逆に下値メドは、4月3日の安値(17,646円)になりますが、ここを割り込むまでは短期的な上昇トレンドは維持されますので、「買い」でチャンスをうかがいたいところです。

下原 一晃