コロナ禍で授業参観も運動会も中止。保護者参加型の学校行事は激変する?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による緊急事態宣言の全国拡大で、学校再開の延期や再休校が広がっています。そのため、例年4月や5月に行われる授業参観、運動会にも中止や延期の動きが出てきました。

仮に学校が再開されても、親が参加する学校行事の多くは中止になったり秋以降に延期になると考えられます。学校行事は多くの人が集まるため、いわゆる「3密」を避けるのが難しい場合が多いからです。今年度に関しては、様々な行事が中止となるのもやむを得ない状況でしょう。

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保護者参加型の学校行事は「密」になりがち

学校行事で親が参加するものは限られてはいますが、いずれも大勢の人が集まり新型コロナウイルスの感染拡大条件に当てはまる状況を作ってしまいます。

授業参観では教室の後ろに所狭しと親が並び、低学年の場合は祖父母が顔を出すこともあります。1人の生徒に対し、2人から3人の家族が授業参観に来ると、60人以上の大人が同じ空間にいることになります。もちろん、入れ替わり立ち代わり他の兄弟姉妹のクラスへ移動するものの、授業参観が3密状態を招くのは間違いないでしょう。

学年別やクラスごとに分散して実施したとしても、密集状態を完全に作らないのは極めて困難です。そのため、学校が再開になっても授業参観の実施は見送られるのでは、と予想していました。そんな筆者の元に、小学校から中止行事のお知らせを伝えるメールが届いたのです。

夏休み前の授業参観や運動会は中止

筆者の子供たちが通っている小学校では、夏休み前に予定されていた授業参観や運動会が中止となりました。いずれも、大勢の人が学校に押し寄せるイベントです。特に運動会は朝早くから校庭での場所取りが繰り広げられ、祖父母を筆頭に親戚一同が集まることも珍しくありません。

運動会の短縮化は進んではいるものの、昼食を挟む学校もあります。屋外であっても、お母さん同士が立ち話をしたり、条件の良い場所にはシートやテントが立て込むなど、距離感が近く感染防止とは程遠い状況になるでしょう。

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元塾講師。現在は3人子供の子育てをしながら執筆活動をしている。子育てと自分の経験を活かし、教育に関する情報を発信。