ここでは、毎月いくらのお金が出ていくのか「消費支出」をみていきましょう。
失業者世帯で他に有業者ありのケースでは27万5780円、失業者世帯で他に有業者なしのケースでは22万8540円となっています。
したがって、それぞれのケースで毎月お金は、10万6951万円、13万2048円が出ていくことになります。これはつまり貯金を取り崩していくということになります。
失業するとどうなるのか
ここまで見てきたように、失業するとこれらの金額が毎月出ていくことになります。ざっくり毎月十数万円がキャッシュアウトすることになります。
景気が良い状況であれば仕事を探せばいいということになりますが、コロナ時代となり、簡単に外で働ける仕事が見つかるということでもない状況となっています。
収入があるうちは良いですが、それが途絶えた時に、当分は預貯金を取り崩さなければならないという方も多いと思います。そのために、節約できるものは節約し、切り詰めることができるように動いておきたいものです。
参考資料(References)
独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2019」
青山 諭志