家の中にいる時間が長いと、ついつい楽な格好に流れてしまいがち。なかでも、ウエストがゴム仕様になっているイージーパンツはやっぱり便利ですよね。ひと昔前は垢抜けないデザインのものが多かった印象のパンツですが、最近はバリエーションも豊富。

この状況下でも、スーパーへの買い出しやストレス解消のための散歩など、外に出る機会はそれなりにあるもの。穿き心地が楽なだけではなく、ちゃんとお洒落に見えるイージーパンツは一本持っておきたいアイテムです。

日々気負わず使えるシェフパンツ

イージーパンツを愛用している人が多い職業といえば、ひとつ挙げられるのが料理人。彼らが穿くパンツはその名の通り“シェフパンツ”と呼ばれているよう。一昨年あたりからじわじわ人気が出始めているアイテムです。

〈シェフズウェア〉の一本は、腿周りは結構太いものの、裾に向かってテーパードしているので、だらしなく見えない。ゴム部分が見えなければ、“普通にかっこいいチノパン”の風情です。手頃な値段も魅力的。

絶好調のあのブランドが手がけてます

“自立するTシャツ”がFACYで目下スマッシュヒット中の〈ジャックマン〉が作るイージーパンツも見逃せない。同ブランドお得意の度詰めコットンにナイロンが混紡されているので、ハリとコシがある生地ながら、速乾性があるのがポイントです。

この時期、ウイルス対策の一環として洗濯は頻繁にしたいですからね。ウエストに入った2本のタックも今風のディテール。「いい感じのワイドパンツが一本欲しい」という方にもおすすめです。

このミスマッチ感、洒落てる

ウール混の生地に走る英国的なチェック柄が上品な印象の一本はなんと〈グラミチ〉のもの。トップスの裾を誰かにめくられない限りは、全くイージーパンツには見えません。

ウェビングベルト、股下のガゼットクロッチなど同ブランドらしいディテールは健在。デメリットは、家の中で穿くパンツの見た目としては“オシャレ過ぎる”ということくらいか。1日テレワークで座りっぱなしだと、意外と下半身だけ寒かったりするので、まだまだ活躍してくれそう。

やっぱり“ブラック”カラーがお得意?

カジュアルな表情を残しつつ、センタークリースを施すことでドレス感を演出しているのは〈クロ〉の一本です。ウエストや腿周りのシルエットはボリューム感を持たせているものの、九分丈なので、全体はあくまで軽快な雰囲気。

短めのレングスには画像のようにローカットのスニーカーがよく映えます。色違いにはベージュ、千鳥格子の柄も揃いますが、一番このパンツの良さを引き立たせるのはやっぱりブラックのカラーかと。

あとがき

それぞれテイストは異なりますが、いずれも一見しただけではイージーパンツ然としていないのがポイントです。こんな時期だからこそ、パンツを新調して少し気分を変えてみるのもいいのでは?

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FACY