その他では、先週末に発表した決算で▲521億円の巨額最終赤字に転落したオンワードホールディングス(8016)が、国内外で700店舗の閉鎖報道が流れたことで▲10%超安の暴落で安値引けとなったことが目を引きました。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、“巣ごもり生活”関連銘柄が値を上げ、夫婦の共有時間増加を背景としたコンドーム需要拡大期待でオカモト(5122)が年初来高値を更新し、相模ゴム工業(5194)も急騰しました。

また、宅配輸送量の増加を背景に、SGホールディングス(9143)が年初来高値更新となり、ヤマトホールディングス(9064)も堅調に推移しています。

さらに、安価な食料品買い溜めの動きから、「業務スーパー」運営の神戸物産(3038)も取引時間中に高値更新となったのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、窪田製薬ホールディングス(4596)がストップ高となり、サンバイオ(4592)も爆騰するなど、医療バイオ関連株が物色されました。

葛西 裕一