どうやって貯める?進学費用の準備ノウハウ 

進学費用の準備方法として、代表的なものは「預貯金」「学資保険」「奨学金」です。預貯金の場合、最も大きなメリットは、仕組みが分かりやすいところですね。低金利時代でお金が増えることは期待できませんが、毎月の収入から一定額を積立てて目標額到達を目指します。ただし、途中で急遽お金が必要になって積立てを止めたり、お金を引き出したりしてしまいがちという点がデメリットです。

学資保険は進学費用の準備方法として、最も代表的な方法です。積立て中に保険会社が運用してくれるため、満期時にはお金が増えて戻ってくるのが一番のメリットです。

また、加入前に保険ショップなどで相談できることも大きなメリットです。「進学費用がこれくらいかかるから準備しましょう」という話は、自分でちゃんと調べようとすると結構大変ですので、教えてもらえるのは非常に助かります。ただし、途中で急遽お金が必要になって解約してしまうと、元本割れしてしまう点がデメリットです。

最後に、それまで準備してきた進学費用でも足りないようならば、奨学金や教育ローンの利用を検討しましょう。最近は返す必要のない給付型の奨学金もありますが、基本的には卒業後に返還が必要なものであり、借金ということになります。

とは言え、進学先によって生涯収入が左右される現実は否定できないため、卒業後に無理なく返済できる範囲内で利用するようにしましょう。