偏差値・校風・治安?重視するポイントと費用のバランスが大切

ここまで公立と私立の学費面を比較した結果をご紹介しましたが、当然ながら実際に学校に通うのは子ども自身。偏差値や子どもにあった校風、そして通学の治安など、重視するポイントは家庭によってさまざまです。

子どもにお金の苦労をさせたくない、お金のために夢をあきらめさせたくない、というのは当然の親心ですが、無理な学費負担により家計が傾くことは子どもにとっても決して望ましくないでしょう。夫婦はもちろんのこと、子ども本人も含めて家族でチーム一丸となって、将来のビジョンと費用について話し合い、学費を準備していきたいところですね。

【参照】
平成30年度「子供の学習費調査」文部科学省 
平成28年度「学生生活調査結果」独立行政法人日本学生支援機構 

綾瀬 あろは