プロパンガスは配送コストが上乗せされていること、プロパンガス会社が価格を設定できることなどから、もともと都市ガスよりも料金が高い傾向にあります。

さらに田舎ではプロパンガス会社自体が少ないので、より価格が高めに設定されがちです。そのため、光熱費が思っていた以上に高くつく可能性があるのです。

田舎暮らしでかかるお金その4:日用品費や食費

田舎では近隣に個人経営の商店やスーパーしかないことがあります。個人経営のお店は、チェーン店と比較すると物の値段が高めです。

自動車で数十分移動すれば、大型ショッピングモールを利用できることもありますが、そこに行くまでのガソリン代などのコストも考えると、日用品や食費が都市部に比べて割高になるでしょう。

田舎暮らしでかかるお金その5:町内会や自治会の会費

地域によっては町内会や自治会の活動が活発です。そして、町内会や自治会の活動が活発なところは、会費が高額になることがあります。

田舎は行政の公共サービスが行き届かず、ゴミ収集場所の管理や地域の防災パトロール、防災灯の設置などを町内会や自治会が行っていることがあるので、会費が高くなるのは仕方ない面もあるのです。

しかし、年間何万円も町内会や自治会の会費がかかる地域だと、会費の支払いが生活に響いてくるかもしれません。入会しないという選択肢もありますが、町内会や自治会に入会しないとサービスが利用できなかったり、他の住民とトラブルになったりするケースもあります。