「そうした発見を放置するのはもったいなかったから、その都度メモに取った。それを見返して調べて学んで、次の日にその話をしてくれた相手に向かってアウトプットする。海外の学生は自国の政治に強い関心があるから、政治の話をたくさん調べた思い出がある」と笑って話してくれました。
その経験をきっかけに、勉強の本質を見た気がしたというCさん。
「あのときほど勉強に夢中になれて、いろんな知識を貪欲に吸収しようとした時期はない。ここまで自分でもできるんだっていう、リミッターみたいなものが外れた気がした。自分の人生の中でたぶん最も濃い時間で、自分にとって有益な時間だったと思う」と教えてくれました。
おわりに
ここで紹介した事例と同じような経験ができる人は多くないかもしれません。しかし、彼らのように自分を変える出来事があれば、それまで見ていた景色が違って見えるかもしれませんね。ぜひ自分から、新しい世界に飛び込んでみたり、やったことのないことにチャレンジしてみてください。
大塚 ちえ